幼児食に不足しがちな栄養と補うコツ

あすも

こんにちは!0歳と3歳の育児で日々奮闘している「あすも」です。

離乳食が終わったと思ったら今度は幼児食⚡

せっかく作ったご飯も思うように食べてくれず悪戦苦闘していませんか?

幼児食は栄養や食べやすさを考えなければいけないので手間がかかるかもしれませんが、我が家では頑張りすぎないをモットーに手作りが正義ではなく既製品に頼っています💡

今回は出来るだけ手間を省いて効率よく必要な栄養を補う方法を解説します。

目次

不足しがちな栄養素とは

特に不足しがちな栄養は、カルシウム、鉄分と言われています。

この2つは大人の通常の食事でも不足しがちで、かなり注意しないと満足な量が取れません。

また、野菜の味に慣れない子は野菜をなかなか食べず、ビタミンや食物繊維が不足しがちです。

ここでは、幼児食において不足しがちな栄養素である

・カルシウム
・鉄分
・野菜(ビタミンと食物繊維)

をうまく補うやり方を紹介していきます。

【カルシウム】

手軽なのはパックヨーグルトをおやつに取り入れることです。フルーツヨーグルトだと食物繊維もとれます。

いちじくヨーグルトは特に整腸におすすめです。

カルシウム豊富な乳製品といえばチーズもありますが、チーズは塩分が強いので、子供の未熟な内蔵を考えるなら、アクセント程度にするか減塩のものを使うことをおすすめします。

牛乳やスキムミルクをスープやシチュー、ポタージュに混ぜるのも、楽に幼児食のカルシウムを増やす方法です。味噌は乳製品と相性がいいので、味噌汁にスキムミルクを加えるのも悪くありません。

干しエビやしらすをふりかけに使うのもよいです。カルシウム強化された幼児用ふりかけも多いので、うまく活用しましょう。

他には、高野豆腐や納豆、小松菜、カブの葉、大根葉を使うのもおすすめです。カルシウムはビタミンDと一緒にとると吸収が良くなるので、ビタミンDが豊富なきのこ類・卵・魚類を組み合わせるとなおよいです。

忙しすぎて手が回らなかったら、カルシウムとビタミンDを添加した幼児向けパックヨーグルトもあります。

【鉄分】

基本的に、肉や魚に含まれるヘム鉄は吸収されやすいです。野菜の鉄分は吸収されにくいですが、動物性タンパク質と合わせると吸収されやすくなるので鉄分豊富な野菜であるほうれん草・小松菜には肉や卵、魚を合わせましょう。

ほうれん草のアクのもとであるシュウ酸は、鉄分吸収を妨げるので、アク抜きするか、アクの少ないサラダほうれん草を活用するといいでしょう。

卵黄や大豆、貝類(しじみやあさり)の鉄分はビタミンCと合わせると吸収が良くなります。食材の組み合わせを意識して、例えば味噌汁に豆腐をいれるならビタミンC豊富な野菜も合わせましょう。

野菜が苦手な子で、野菜自体を食べてくれなくても、ビタミンCは水に溶けるビタミンなので大丈夫です。豆腐と味噌汁のスープ部分さえ食べてくれればどうにかなります。

また、意外と牛乳の鉄分は少ないので、乳製品から鉄分を補いたいなら鉄分添加のものを使いましょう。

魚ではマグロやサバ、ブリが鉄分豊富です。幼児食用に少量を調理するなら、刺し身を使うと骨がなくて食べやすくなります。同じ魚のしらすはカルシウム豊富ですが、鉄分も豊富ですよ。

肉では豚肉・牛肉が鉄分豊富です。離乳食用のレバーペーストや粉末も、ポタージュに加えると食べやすくなります。

海苔もそれなりに鉄分が多いので、子供が食べてくれるようだったら取り入れましょう。鉄分を含む食材としては、同じ海藻のひじきがあげられることが多いですが、最近の研究から、鉄鍋で煮ていないひじきは、それほど鉄分を含まないことがわかったので注意してください。

幼児用の市販のお菓子で、鉄を補っている物を選ぶのもおすすめです。ドライフルーツのプルーンもおやつに取り入れやすく鉄分豊富ですが、食べすぎるとお腹を壊すので、数粒にとどめましょう。

鉄分豊富な食材で幼児食を作る余裕がなかったら、お湯を沸かしたり炊飯したりする時に入れるだけで鉄分を摂取できる、南部鉄器などの鉄玉を使うとよいです。最近は子供が喜ぶキャラクターものの鉄玉も販売されています。

【野菜】

生野菜は野菜の味が強いので、野菜嫌いな子には、よく火を通したものを食べさせましょう。野菜嫌いの子は繊維質が嫌いな子も多いので、繊維を断ち切る方向に野菜を切ったり、すりおろしたり、マッシュしたりしたものから挑戦させるのも効果的。

ツナやベーコンを足し、肉や魚のうまみを使って野菜を食べさせる作戦もオススメで鉄分の吸収が良くなるので、栄養的にもいい方法です。又、野菜にスイートコーンの缶詰をまぜて甘味を足すのも食べやすくなるのでオススメですよ。

あまり野菜にカウントされませんが、野菜が嫌いな子でも食べやすいじゃがいもはビタミンCと食物繊維が豊富で、かぼちゃはビタミンA(カロテン)と食物繊維が豊富です。

じゃがいもは煮物やポタージュに、かぼちゃはマッシュをホットケーキや蒸しパンにいれるのが定番で、ホットケーキや蒸しパンは、カロテン豊富なすりおろし人参を混ぜて作るのもおいしいです。

ブロッコリーもカロテン・食物繊維豊富で、比較的クセがなく食べやすい野菜とされており、お好み焼きはキャベツたっぷりですが、小麦粉やソースでごまかしやすく、意外と野菜嫌いの子が食べる料理なので挑戦する価値あり💡

ミートソースに人参のみじん切りを加えても食べさせやすいです。トマトは、火を入れてスープやソースにすると、トマト嫌いな子でも比較的食べやすくなります。

野菜をたくさんみじん切りにするのは大変ですが、近年増えている、冷凍野菜のダイスカットやフードチョッパーを大いに活用しましょう。

マッシュしたりやすりおろしたりする暇がないなら、離乳食用の野菜フレークもおすすめです。

まとめ

・カルシウムは乳製品・しらす・小エビ・大豆を活用
・カルシウムとビタミンDを添加した幼児向けヨーグルトが手軽
・鉄分は動物性タンパク質と野菜を組み合わせる
・炊飯やお湯を沸かすのに鉄玉を入れると楽
・野菜は繊維質を壊して食べさせる
・ダイスカット冷凍野菜や離乳食用野菜フレークを活用すると手間がない

大人の食事と分けて幼児食を作るのは本当に大変です。幼児食で不足しがちな栄養を補うやり方をいろいろ書きましたが、できるだけ手間を省く方法も書いてあります。

大事なのは、手間を掛けることではなくて、子供に栄養をとってもらうことです。無理なくできるやり方を見つけてください。

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この記事を書いた人

『明日も笑顔に』がコンセプトの【あすも】
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